6月21日(水)

今日は朝7時前くらいに目が覚めましたが、まどろみつつ予定を確認し、朝ごはんにハンバーグを食べました。

彼とのことは、かなり吹っ切れ、駆け引きみたいなまどろっこしいことはやめて仲良くして行った方が楽しいなーと感じたので朝は自分から電話しました。電車を待つ6分くらいだったのですが、彼がハイデガーの全集をドイツ語で読み始めたことなどを聞き、(彼はかなり計画立てて物事を進めるので、1日に60ページ読み10日で読み終える計算らしいです、こういうところを尊敬しています)私はこの前井出さんという友達とミシェルウェルベックの『素粒子』の話をちらっとしたのでその話をしました。彼はウェルベックの他の作品は読んだそうですが、お気に召さなかったそうです。好みはさまざまですよね。

 

そして予定をこなし、多摩川沿いのダイナーみたいなところでガトーショコラとアイスティーを飲んだ後、大学に出かけました。

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近くの神社

 

卒論を本格的に進めるためにやることリストを作り、昨日はクンデラの『小説の技法』などをよみ、『ミランクンデラの思想』西永さんが書いた本を今日は少し読みました。読んでいく中でやはり、クンデラの、小説を書くことによってしか、自分の考えを表すことができない、他の言葉では、それは本来伝えたいこととずれる、というところになるほどと感じました。

 

そして、図書館ではやることリストを埋めて行ったのですが、なかなか就活関係は後回しにしてしまいます。明日こそは頑張りたいと思います。ほんとに。

 

色々考えていくうちに、もちろん今日も彼のことは考えましたが、このまま彼のことを思い詰めると健康を害するということがわかりました。彼のことで悩み事ができたりすると食事が喉を通らなく、免疫も下がります。正に病は気からとはこのことです。

美輪明宏が昔行ったように、愛はインスタントラーメンではないから何年もかけて育てていくもの、ということを強く考えます。彼が私といる時に安らぎを感じてくれるのが、1番良いと思います。しばらくは友達として、ということも色々考えずに一緒に色んなことを話したり、出かけたりするをのを楽しもうという結論に至りました。

そうしていくと、彼から今日電話したいと言われ、普通に楽しく近況とかを話せました。恋愛の面で見なくても普通に本をかなり読むし、面白い人なので楽しいなと改めて思いました。彼もそう思ってくれてると嬉しいです。(おもえ)

 

そして、この結論に至ったのにはやはり、本が好きだから本を読めなくなる日々が続くのは辛いからです。私は大学院にそのまま行くわけではないので、残り少ない大学生活でいかに本が読めるか、勉強ができるかはかなり考えます。ドストエフスキーの未成年、悪霊、トーマスマンの魔の山クンデラの冗談、大江健三郎の取り替えっ子などは前期に絶対読み終えようと思います。今はいろんなものに浮気して結局読みやすくすぐ終えられるバンジャマンコンスタンの『アドルフ』の半分くらいに行ったところです。これは明日には読み終えられるかな、しかし6月のベストはジョルジュサンドの『愛の妖精』です!これは多分不動。

 

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今日読んだ『アドルフ』の一節。財産は精神だけ、ってカッコ良すぎる、私の精神はまだ財産にはなっていません。