6月22日(木)

今日は昨日寝たのが遅かったため9:00くらいに無理やり起床し、じゅんこさんのお友達の人とその娘さんと表参道で一度会う約束をしていたので出かけました。

 

表参道のカフェで待ち合わせしたのですが、その高校2年生の女の子は、フランス語やフランス文学に興味があるらしく、ボードレールランボーが好きなそうなので七月からのレッスン的なものは、それを扱う、ということで、話が進みました。お母様もお綺麗で流石じゅんこさんのお友達、娘さんもオタクでしたが面白そうな子でした。

 

その後髪を染める予定だったので下北沢まで行き、早めにつきすぎたのでハルコと2回ほど行ったことがあるZACというカフェで2時間ほど居座りました。

ここのカフェに行く時は大抵雨なのですが、このカフェはすごく居心地が良く、内装も良く、落ち着きます。値段もそこまで高くないし、待ち合わせとかデートとかできたらすごく素敵な感じのところです。駅からも近いし、窓が広くて行き交う人を見るのがとても楽しいです。f:id:uralwaysstupidbutcute:20230622211601j:image

 

そこではブルーベリーのタルトとアップルティーを頼み、流石に空で居座るのは気が引けたので(昔はやってたけど)バナナタルトも食べました。その間にバンジャマンコンスタンの『アドルフ』を読み終え、今の私にはかなり辛い内容でした。愛が冷めても関係を続けようと必死になるアドルフとそれにすがるエレノール、どこかで見た構図で、かなりしんどく、途中でやめようかと思いましたが、もう一つ持ってきていた文庫がトルストイの『クロイツェルソナタ』だったのでそれもまあまあ辛そうなので同じ、ということで頑張って読みました。私的には若きウェルテルの悩み的な位置付けで読みました。

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何を聞いてもキスで答えられてみたいものです。

逆に何を聞いてもキスで返してみたいですね。

 

しかし読み進めるとクレーヴの奥方の方が近そうですね。

クンデラの研究本もある程度読み、下北の駅近くの三省堂書店クンデラの『冗談』があればちょっと見てみようと思い、駅の方に向かうと、張さんという文研の先輩と、そのお友達の木村さんという方が立っていました。私はびっくりして声をかけると、2人はもう1人を待って3人で遊ぶそうです。ちなみにもう1人は同い年のクマさんって私が呼んでいる方です。わたしは、いいなーと言ったら、美容院の時間まで遊ぼうよ!と言ってくれたので下北の三省堂書店と古本屋に一緒に行きました。30分ほどしか3人とはいられなかったのですが、久しぶりでしたし、彼らと話すのはとても楽しいので、濃密で素敵な時間でした。文研の人と本屋に行くのはとても楽しいです。塩野七生とかの話もしました。

 

その後髪を染め、暗くし、帰路の電車で今これを書いています。一冊本も読んだし、充実した日でした。