6月29日(木)

今日は朝5時45分に目を覚まし(自然と5時だいに目が覚めてしまう)二度寝して9時くらいに起きました。

 

その後大学に健康診断を受けに行き、昨日からハマった大学のベンチで寝る、ということをし(本当に気持ちがいいです)その時にクンデラの『別れのワルツ』もかなり進み、半分くらいまで行きました。

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そして、昨日彼に9時半くらいに電話して返事が来なかったので寝たのですが昨日の一時半くらいに来ていました。あした俺からかけるねと言われていましたが、もう少し早く携帯を見ろよ、と思い何故かイラッとしたので、わかった、の返事だけしました。その後、今日大学?ときたのでこれは会う流れかな?と思い浮き足だって出かけたところ、いつくらいに電話をかけなおせばいい?というラインがきたので、会うつもり今日はないんだなとがっかりし、もういいやと思い、

かけなおさなくていいよ、特にこれっていう用はなかったし、授業がんばってね

と言うと、四時から授業だけど、頑張る、と

きたので空いてる時間を指定してきたということは彼も話したかったのかな?とも思いましたが、冷静になり、耐え

夕方から授業?過ごしやすい時間でいいね

と返すと

熱中症とか気をつけてね

ときたので、

ありがとう

と返し話は終わりました。

が、終わっていませんでした。

 

しかし、その色々なやりとりの最中つらくなり、大学の図書館で号泣しました。一階のパソコンが使える部屋みたいなところで泣き、机には水たまりができていました。それを大学の一号館でよく配っているさっきもらったティッシュで拭き、エントリーシートを一個だし(偉すぎ!!!!)まなおにでんわしました。

まなおの言ってることは納得できましたが、中々今の私にはハードルが高かったです。しかし、いうことを聞いて四時まで電話をしませんでした。その電話が終わると、図書館に行こうとしている井出さんにエンカウントし、捕まえ私の話を小一時間ほど聞いてもらいました(聞かせたともいう)

彼女には私の近況を毎週聞かせているので、彼女は大体全てを把握していると思います。そしてそれ以外にも彼女のバイト先の話や、卒論どうしようね、という話をしていると

彼からわたしが前行きたいと言っていた、不忍池があるのですが、

そこに行ってみる?とのラインがきたので、我慢した甲斐があったなと思いました。そしてその話ののち、その日会うことになったので18時半ごろ上野に集合しました。本当は本郷あたりの雰囲気が好きなのでそこから歩きたいと思いましたが、日が暮れそうだったのでその提案はしませんでした。蓮の花を生で見たことなかったのですが蕾は大きく、色が綺麗でした。次は1人で午前中に満開の時に来ようと思いました。f:id:uralwaysstupidbutcute:20230630012106j:image

 

その後彼がたこ焼きの気分と言ったので居酒屋みたいになっている銀だこに行き、そこのピーマンのなんか和物みたいなのは美味しかったです。そして、その後スタバに行きました。彼がアンケートに答えたらトールがもらえるチケットに当たっていたのですが、彼は知らずレシートをくしゃくしゃにしていました。それを指摘するとアンケートに答え始め、番号まで書いたのに、行く機会そんなないからと私にそのレシートをくれました。それは普通に嬉しかったです。彼の話は聞いていて楽しく、笑顔が本当に可愛いので大好きです。

そして、彼はビームスで買ったおニューの服を今日下ろして着てきました。彼は私と会う時は多少彼なりにオシャレをしてきてくれます、が、どんな服を着ても彼がライトオンっぽい(ちょいダサい)のは何故だろう?と考えたところ、原因は彼のズボンであることがわかりました。(もしかしたら体型の可能性もあり)ズボンのシルエットでどんな服もダサく見えてしまいます。しかし、ハートはだれよりもかっこいい部分があるので、気にしません。今日は会えて嬉しかってです。

6月28日(水)

今日は朝面接でした。最終面接だったので緊張して朝4時半に起きました。前日は12時前に寝たのに結局4時間しかまとまった睡眠はとれませんでした。しかも、その時間まで彼の日記が更新されていなくてそれが気になって自然と目が1時22分に覚めたのでした。そして寝ぼけ眼で彼の日記を読み、大したことはなかったので安心して寝ました。

そして4時半に起きたその後1時間くらい二度寝をしても寝られなかったので、結局6時くらいには食卓に行き、朝牛肉を食べました。そして出発し、内幸町という三田線の駅で降りて、🚉面接に向かいました。

 

そういえば朝彼から8:30くらいに面接頑張ってねというLINEが来てました。期待してなかった分嬉しかったです。

 

面接はどうだったかというと、ちょいボロボロでした。声はなんか緊張して上ずるし(珍しい)何回も噛み、言い直しをしました。が、ベストを尽くしました。

 

その後三田線で目黒で一回降り気になっていた喫茶店に寄って本を読んでから大学に行こうとしたところ、本を忘れたことに気づき、注文したレモネードを5分で吸って大学にGOしました。

 

ちなみに、読み途中で忘れたのをかなり後悔したのは、クンデラの『別れのワルツ』という作品です。これはわりとクンデラの初期作品で面白いです。私は気づいてしまったのですが、クンデラの作品は、チェコ語でかかれている初期作品の方が好きです。フランス語で書き始めてからポリフォニー要素が強くなり、話の筋があっちに行ったらこっちに行ったりするので、正直読みにくいのです。音楽的要素が強いのは彼の作品の特徴であり、それは彼の出身であるチェコアイデンティティなどを表しているのかと感じるとそんなことを言ってはいけないとは思うのですが、読みにくいです。それに比べて存在の耐えられない軽さや、今回の別れのワルツなどは時間軸がほぼストレートに動く(存在〜はそうでもないわ)ためいいです。

 

この作品の続きをどうしても読みたかったので、一回図書館で借りて読みつつ、家では自分のを読もうかなーとしていたのですが、別れのワルツは青キャンにはなく、相模原の方だったので諦めて大人しく、ナサニエル・ホーソーンの『緋文字』とアンドレジッドの『狭き門』を借りました。前者は去年アメリカ文学史という授業をとっていて気になってはいたのですが、一回挫折していました。しかし前彼と話していてアメリカ文学の話になり、彼はそんなに読まないけどホーソーンの緋文字は読んだというので私も読んでみようと思ったのでした。後者はジッドという作者に興味があり、彼は同性愛者でありながら結婚をし、肉体ではなく、魂で妻を愛していました。そのジッドの愛の形というのは勿論現代では受け入れられにくいものですが、今私は恋愛の最中にいるため、様々なパターンに関心があるのでした。

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フランス文学のすごいところとして、熱烈な恋愛の最中にいながら、その自分を俯瞰してみる冷静さがあり、それが記述されるところが挙げられます。これをすなわち理性といい、理性の光で照らし、頭で愛しているのか、心で愛しているのかその差を明確にしようとする。性愛からくる愛なのか、魂で愛しているのか、その愛の感情はどこからくるのか、などを分析し美しい言葉で書き連ねられますね。フランス文学の特徴といえます。ここまでねっとり、濃密に、しっかりと恋愛をテーマにしている文学が生まれ続けるフランスという国はすごいですね。

そして、彼と前そのジッドの狭き門の話をし、私は読んだと知ったかしたので、今回それを真実にしようとしたのでした。読んでみると、かなり読みやすくスイスイいけました。そして光文社のあらすじもなかなか面白く興味を惹かせるように書いているのですよね。愛と信仰と言うテーマは、かなり興味深く、最近読んだバンジャマンコンスタンのアドルフのような心理小説でもあったので、最近はよく愛をテーマにした、(本当に、これはかなり愛をテーマにしているのです)小説をよく読んでいるなと感じました。そしてその前に大学のベンチで2時間ほど寝そべっていたのですが、日陰になり風が心地よく、大学で寝っ転がる人の気持ちがわかりました。f:id:uralwaysstupidbutcute:20230628225406j:image

だいぶ意見変わりましたよね。そして、木々のさわさわした音などは去年の夏にパリにいた時を思い出し、急にすごくノスタルジックな気持ちになりました。(ノスタルジーとはギリシャ語の二つの単語の造語で、帰郷+辛さという意味の語をフランス語が合わせたという話はこの前クンデラの『無知』で学びましたよね)

そこではもえちゃんと電話したらまなおと電話したりして、楽しく過ごしました。

そして、今さっきまなおと連絡し、彼と一週間に一回は必ず会い、2日に一回は彼と電話していたのですがもう少し落ち着いて愛を育てたら(要約)と言われたのでこれからは彼から連絡が来ない限り一回連絡をしないという実験をしてみようと思います。

 

しかし私は変わらず、常に愛していますよ。そして、私のこれを読んでくれている友達、いつも私の話を優しく聞きアドバイスをしてくれる友達を彼と同じくむしろそれ以上に本当に愛しています。

6月27日(火)

今日は、愛について今田園都市線の急行列車の中で、考えてみたいと思う。

誰かを好きになった時、その時、その人は他の誰かより高位存在に位置付けられる。他の人より特別な存在になり、できればその対象にも自分にそういう思いを抱いて欲しいと望むであろう、それが様々なフランス文学のセリフによく出てくる、「あなたにも自分と同じ愛し方で私のことを愛して欲しい」(天井桟敷の人々、愛の妖精、椿姫などでこの台詞を読んだ)この、自分と同じやり方で、というのがポイントである。その対象は、大抵が自分のコミュニティの範囲に存在し、世界中にいろんな選択肢があると言えど、その渦中にいる時にはその人のことしか考えられない状態が短いか長いかはわからないが続く。しかし、その後にその好きには打算が含まれているかもしれないことに意識的であれ無意識であれ気づく。

それは具体的にどういうことかというと、その対象のコミュニティ内での位置付けに魅力を感じでいる自分がいないかどうかの確認が行われる。クラスにあれば、人気であるかどうか、皆から好かれているかどうか、仕事場であればその人がどう言った地位にいて、ここでも皆からどう思われているかどうか、を考え始める。そこでどう思うか?

皆からその人が嫌われていたとしてその人のことを好きでい続けることができるかどうか、周りからの評価を気にしている時点でそれは好きの段階(恋の段階)にとどまり、愛している、(愛の段階)ではないのだ。ととりあえずは考えたい。

では愛の基準とはなんなのか?私が真っ先に思い浮かぶのは、見返りを求めない、無条件の、献身的な愛である。(unconditional and devoted love)真っ先に思い浮かぶのはやはり、ジョルジュサンドの『愛の妖精』に出てくるファデットが模範像として移る。ファデットは愛する対象に何も求めない。幸せを望み、できること全てを行い、対象が望むことを行う。幸いなことにその対象はファデットの魅力に気づき、同じくらいの愛を与えることになるのだが、それは幸福だ。そうならない例も勿論あるだろう。

ミランクンデラの『存在の耐えられない軽さ』で、トマーシュという主人公はテレザという女性を愛しているが、肉体関係は数多の女性と持つ。そこに精神的な愛はないとテレザに言う。テレザは納得できない。当然である。そして、テレザは自分もその実行に移る。自分が他の男性と初めて肉体関係を持って初めて、トマーシュの言っていたことがわかるのだ。しかし、その事実がテレザには耐えられない。トマーシュはプラハで医者をしていたが、テレザのために(嫉妬心のために)職を変え、窓拭き掃除人、そこからとうとう誰とも肉体関係を持つことが物理的にできない農村に隠居し、メスを握っていた繊細な手はボロボロになりトラクターを運転する。全てはテレザのために。

私はこれをわかる、と思う。全てわかると思う。クンデラの永遠のテーマとして(村上春樹にも言えることだが)愛と性のすれ違いを文学で説明する。この場合トマーシュの行動は愛だと思う。持てるもの全て対象のために投げ出す覚悟ができている献身的な愛、テレザは?テレザは利己的で嫉妬心が強いが、ではテレザは愛していないのか?無論トマーシュのことを愛している。そうなると、トマーシュの幸せを望む、トマーシュが幸福ならそれが自分の幸せとするなら、トマーシュはプラハで医者をしていた方が良かったのではないか?しかし、トマーシュはテレザを愛しているためテレザが望むことをする。それがトマーシュの望みだと言う。愛している存在の望みを叶えることが幸福だとしたら?ここが難しい、まだ論がまとまってないので続きは後でまた書こうとおもう

6月26日(月)

昨日は朝8時くらいに起床し、彼から連絡はなく、一瞬虚無になりかけましたが持ち直しました。

 

なんか色々無理な思いになったのでまなおに電話しました。(DJの友達)そしてなんとか気分を立て直し、授業に向かいました。

 

そして、3限と5限に出たのですが、3限はゼミでバタイユの自己破壊と自己保存、自己富裕化のこの二つの欲求が対立している例を上げて、述べよという記述の時間があったのですが、それについてあまり朝から深く考えることができず適当な答えをだし、苦し紛れに書いたので普通に自己嫌悪に陥りました。最近あんまり読書もできてなく、卒論のテーマもそろそろ、というところで追い詰められていました。

 

しかし、その後の4限で井出さんと1時間半ほど話しまくり、自分の日々の鬱憤やフラストレーションを話すことによって解消したのでした。私が彼と一緒にいたい理由として彼が博士に進み、留学した場合、ストラスブールでもパリでも(パリが1番いい)いくならついて行きたいし、パリに超住みたい!!と思っているというと、それは打算と言われました。その通りです。しかし、結構昨日それを想像してどうなのかなと思いました。パリは夏や春は良さそうですが、冬は地獄そうです。楽しい時だけ味わいたい、もしついていかないことになった場合、毎年春夏だけ彼に会いに行きたいなと思いました。彼は、割と規則的な人間ですし、目立つことも嫌いですし、ルーティン化された生活を壊したくない人なので、パリのストライキや全ての時間が遅く動いてること(パン屋のオープン時間に言ったら、クロワッサンしかないwwwことなど)にうんざりして早く帰りたいと思い最短の3年で帰ってきて欲しいです。ガチで。三年ならギリ待ちます。それに彼はフランスへいっても、モテないことを期待します。フランスの女の子は髭が好きですし、がっしりしてる男が好きですし、普通にあそこまで性欲が薄い男には満足しないと思います。だから、モテないで挫折して帰ってきて欲しい、研究だけ一生懸命してそれ以外は特に何もなしで生きてほしいです(無理そう)しかし、彼はまあまあ出不精なところがあるし、様子を聞いても1日家にいたとかいうのでそして日記で整合してみてもそうなので、今から2年後のことは悩まないことにします。

 

それはそうと、井出さん、いつも話を聞いてくれてありがとう。彼女のグアムでの修学旅行の話などはとても面白かったです。彼女は私のブログを全て読んでくれているらしく、すごく嬉しいです。

 

そして、5限に出てヴォルテールの『カンディード』とモンテスキューの『ペルシャ人の手紙』を少し読みました。どっちも読んだことがあったので後者の方の説明は正直新しいことはあまり学べなかったのですが、カンディードの方の説明はかなり面白く、読み返したい気にもなりました。最善説はライプニッツが唱えたというのを初めて知り、この前彼とスピノザの話をしたのでその夜電話をした時にその話もしました。

 

電話をするかどうか迷って、でも彼は今日とかは1日ほとんど誰とも話さずにいたのだと思うと(彼は別に大丈夫な人ですが)私なら誰かと話したいなと思うので、一応かけました。でも出なかったので寝ようとしました。そしたらその後電話がかかってきて1時間くらい話して寝ました。

その時に彼が今日ハイデガーのドイツ語の全集を110ページくらい読んだこと、1日本をひたすら読んでいたことなどを聞き、やっぱりこの人すごいなと思いました。私も本は好きですが、一日中読んだりはできないので、本当にそこはすごいなと思いました。彼に3限でやった記述の話をしたら、暴食とかはどうなの?ときかれ、たしかに過食や暴食で論じることもできたのかなと思いました。そこから彼にライプニッツがどれだけ天才かという話を聞いたり、あとは彼は本当に尊敬している先生が東大仏文の先生でいるのですが、(パリ大学で教えてるくらいだしほんとに凄くはある)その人には気安く失礼かもしれないから話しかけられない、けど本当はすごく褒められたい、ということを言っていました。だから、その先生に褒められた時は嬉しすぎてそのコメントをスクショしてとってある、と言っていました。でも彼はかなり頑張っているようでその先生に褒められた時のことをよく話します。その先生に秋山くんは僕の弟子、と言われたり、出したレポートに対して、ほぼ完璧と言われたらしたことをそう言えば前聞きました。聞いた時本当に、この人ってかわいいなと思いました。愛しいなって思いました。褒められたいって普通言わないですよね、私の場合褒めて欲しかったら褒めて、と言いますし、言わなくても褒めてくれて認めてくれる人がたくさんいます。彼にもいるでしょうが、男の人同士ってあまり多分褒めあったりしないでしょうし、彼が親にすごく褒められている感じはしない(親は彼のこと大好きではあると思うけど)し、多分自分が本当に尊敬している人から褒められることってすごくすごく嬉しいですよね。普段あまり、自分の内面的なことを言わないので昨日はそれが聞けて良かったです。

6月24日(土)

今日は朝から今日は彼とのデートだ!と思うと朝5:30に目が覚めました。流石に早すぎるので二度寝したところ8時でした。朝からソワソワしてしまい、何も手につかなかったのでとりあえずwebテストを解き、母親の手伝いを何個かした後、9時には家を出ました。自由が丘にある親戚のうちに何回か行ってるのですが、今日も弟と訪ねるため、13時に自由が丘駅で待ち合わせをしていたのですが、弟は案の定遅刻し、14時に行きました。

私はそれまで何をしていたのかというと、新しいアイライナーを買い、スタバでパッションティー(蜂蜜入り)を啜りながら、彼に今日は16:30に渋谷ね!と言い、それの返事が13:00に来たのですが、それまでこの時間に起きてないことある?なんで返してくれないんだろう、とメンヘラになりかけたのですが、彼はよく読書会を土日にオンラインでやっていたことを思い出し、なんとか一時帰国して同じ時間帯で生きているまなおに連絡して、泣きつこうとするのを耐えました。そして、13:00に返信が来、安心し親戚の家で過ごすことができました。

 

さて、彼との関係ですが、昨日言ってることとは打って変わりますが、アスリさんには、もう視野を広げて彼よりいい男はたくさんいる、次私と会う時はミキは違う男を好きになっているだろうと言われましたが、たしかに納得できることは本当にたくさんあったのですが、頭では理解していても納得できず、その後帰国直後(本当にさっき空港に着いたばっかり)のまなおに会い、(im a literally first girl)私の悩みを洗いざらい話しました。私が、次あったら、絶縁か付き合うかを提示しようとしていることや、(これはまなおにもアスリさんにもやめろと言われた)会わないほうが辛くないのではないか、などを相談しました。そうするとまなおの答えは、2年後、彼がフランスに行くまでに私の存在をかけがえのないものにすればいい、自分に自信を持っていけばいいし、私だったら自分のやるべきことにフォーカスするかな、と言われました。そして、付き合いたいって思ったら自分から言うからもう付き合いたいと思ってるとか思ってないとか聞かないで、という言葉について話すと、彼がそう言ってるのに絶縁か付き合うか聞くなんて、自分から嫌われにいってるよ!と言われ、目から鱗でした。彼女の発言は全てポジティブで、しかも納得がいきます。なので私は悩むのをやめ、彼といる時は、できるだけウザくならずに楽しく過ごそう、と決めました。

 

そして、彼と16:30くらいに会い、最初は人間関係に行って、木苺ソーダを飲み、その後韓国料理でビビンバを食べ、その後、羽富という昔ひとみ先輩と言った喫茶店に行きました。彼がこの前東大生3人+フランス人女性1人(ソフィーさん)と言語交換をし、彼も言語交換をできる人が欲しいと思い、大学の掲示板に登録し、今度エヴァ(絶対女性ですよね?)というポーランドとフランスのハーフの人と東大内でランゲージエクスチェンジをすることになったことなどに、いささかピリつきましたが、それは表示にはおくびにもださず、いいじゃん!と言いました。

その後、普通に過ごし、羽富という喫茶店に行った時、事は起こりました。彼はよく(でもないが)元カノの話をするのですが、友達に戻っても私は普通に好きなのは当たり前なので、いい顔をしません。それで、そっけない返事をすると彼はなんかちょっとニヤつきます(イラつくポイント)そして、今日1番イラついたのは、彼が元元カノと一緒に買った服をまだ着ているということです。モノには罪がないと彼は言いました。私は大久保さんからもらったでかいクマは踏み潰され、追いやられた挙句妹の枕になっているというのに、、、、、、早く捨てて欲しいです。

それで、彼は機嫌のいい時に本音を少し言ったりすることがあるのですが、

私が彼をブロックし、彼からのラインが見られていない時、彼がもえちゃんのアカウントを探し、もえちゃんから私の様子を少し聞き出していたことが彼の口から語られました。

 

恋愛云々は置いておいて、彼の中で私の位置が重要な場所にあるということが確認できたのでとりあえず今日はそれで満足しようと思いました。

 

 

 

 

6月23日(金)

今日は朝からなぜか気分が悪く、自分の思考を深く分析した結果、彼から連絡が来なかったからでした。元々ラインとかを頻繁に誰かとするタイプではないと、言っているのは知っていましたが、スマホはよくいじっているので、それは疑わしいです。そして、1番認識を忘れがちなのですが、忘れてはいけないこととして彼はプライドがかなり高いということです。それは、話してても思いますし、私も普通に高いので、それで損をしたり素直になればいいのにということはありました。昔誰かが言いましたが、プライドがなさすぎるのは困るけど、ないほうがいいと。素直なほうが、第一可愛いですよね?

 

そして、彼の日記をいつも通り読んで、楽しそうにしているのを読み、(まあ、彼の場合、日記は本当に内実を表すものとして書いてるのではなく、記録のように、そのとき思ったことを心理小説みたいに細かく、私みたいに書いてるわけではないし、彼の友達が主に読むので、心情を事細かく書くことはないことを理解はしています)(私の場合は、書くことによって気持ちを整理して、理性的になるように心がけるためのツールと化しています。これを読んでアドバイスをくれるこもいるし)良かったなと思うと同時になぜかイライラしました。これはほんとの愛じゃないなあ、と思うと同時に、ほのちゃんに簡単にそんな風に人を愛せないよと言った言葉が思い出されます。年月が気持ちを育てることもありますよね。しかし、私は元来辛抱強くないので、結果がすぐ出て欲しいタイプです。今日の朝などは、もう付き合ってくれないなら、死のう、死ぬか、絶縁しよう、、など一瞬思いました。と同時に、恋愛なんて人生で二の次(どの方が言う?)にしよう、主体的に生きている人間は魅力的だし、日本文化の発展に貢献したい、文化水準をあげたいなと言う気持ちもないわけではありません。

 

でもこうして、モヤモヤしながら、zoomで中小企業の説明会を受けていると、やっていること全てがくだらなく悲観的になってしまい、しかも途中その企業の動画説明が本当に合わない企業だなと思ったので40分くらい聞いてzoomを退出しました。昔モンテクリスト伯というアレクサンドルデュマの作品で、最後らへんの文章に、

この世に幸不幸などは存在しなく、ある状態と別の状態の比較があるだけである

と言いました。これは、かなり慰めになりますね。

 

理性の光で自分を照らした時(このフレーズ好きすぎる)彼は普通に欠点があります、欠点がない人間などいないのですが、冷静になってみると変な男です。かなり私を傷つけたし、自分勝手なところもあるし、実際そこまでモテるわけじゃないのに自信満々だし(それはカッコよく見えるところ)、私より精神的に弱い部分がたくさんあります。(別のベクトルで私も弱いけど)あまり、自分の心情を人に告白しないのも、自分で抱えるところも要因だと思います。(私の場合、絶対に外に発散します、私の悩みを知らない人は私の周りでいないだろうし、こうして日記にも書いてるし、なんなら仲良くない人やそこまで関係性を築いてなくても、いろんな意見を聞きたくて話すことはあります、その場合にも参考になることがたくさんありますし、自分を曝け出すことによって(曝け出しすぎだけど)相手も心を開いてくれる場合がありますね)しかし、こんなに自分の考えていることを真剣に向き合って話した人はこれまでいないと思います。それに、少なくとも私に嘘をつかない時点で誠実ではあるし、守ってあげたい(おかしいだろ、と思いますよもちろん)この人が私を必要として欲しいとは思わないけど(多少は思うけど)、私がこの人を選んでこの人と一緒にいたいな、それを許してくれら間はかれも私だけをみてくれたらいいなと思うわけです。

 

そして、彼によく傷つけられていると私は言いましたが、人を傷つける時、絶対に自分も意識しなくとも、傷つくのです。これは、本当にそう思います。母に何か自分の言いたいことを言って傷つけた時、後悔が襲って悲しくなって、疲労感も半端ないのです。だから、痛みわけではないですが、被害者ぶるのは(あんまぶってるつもりはないけれど)やめようと思いました。

 

しかしこのまま彼が昔ぼそっと私に言った、付き合いたいって思ったら自分から言うから!という言葉に、このまますがるのでしょうか?いろんなことが頭に浮かんでは消えていきます。彼の2年後の留学のこととか、昔の彼女のこととか(だいたい彼女がもう無理!と思って、彼がそれを察し、一年くらいで振っています)彼の他の可能性、(彼が他の女の子を熱烈に好きになる場合のこと)を考えるたびに、彼はブサイクじゃないし、人当たりもいいし、話も面白いし、親切だから全くモテないわけでないだろうな、と思いますが、(しかし、私の長い付き合いならわかる例の大久保さんと比べると体型は断然大久保さんのがバランスいい。)なかなか、屈折した考えを持っているし、長期的な付き合いは常人ではできないだろう、という(常人ではないというある程度自覚がある私でも、かなりきつい面がある)結論に至ります。

 

しかし、何かここから劇的に変化が、起きるかは分かりません。彼の心情の変化は、ここまでの推測からして、

・1ヶ月全く連絡をとらない

・彼が私に恋人ができる

ここらへんのことが起こると何かしらは絶対変わると思いますが、実現可能かどうかはまた別の問題ですね。

最終的に結婚で生涯の伴侶として私を選んでくれたらそれでいいです(重、、、)しかし、生涯でここまで熱烈に誰かを愛すという経験はできない人もいるだろうと思うので、それはいいことだと思います。まだここまで熱烈に人を愛したことがないこの日記を見てる人へ、人は結構簡単に狂います。

 

全てうまくいきますように(ソフィーマルソー?)

6月22日(木)

今日は昨日寝たのが遅かったため9:00くらいに無理やり起床し、じゅんこさんのお友達の人とその娘さんと表参道で一度会う約束をしていたので出かけました。

 

表参道のカフェで待ち合わせしたのですが、その高校2年生の女の子は、フランス語やフランス文学に興味があるらしく、ボードレールランボーが好きなそうなので七月からのレッスン的なものは、それを扱う、ということで、話が進みました。お母様もお綺麗で流石じゅんこさんのお友達、娘さんもオタクでしたが面白そうな子でした。

 

その後髪を染める予定だったので下北沢まで行き、早めにつきすぎたのでハルコと2回ほど行ったことがあるZACというカフェで2時間ほど居座りました。

ここのカフェに行く時は大抵雨なのですが、このカフェはすごく居心地が良く、内装も良く、落ち着きます。値段もそこまで高くないし、待ち合わせとかデートとかできたらすごく素敵な感じのところです。駅からも近いし、窓が広くて行き交う人を見るのがとても楽しいです。f:id:uralwaysstupidbutcute:20230622211601j:image

 

そこではブルーベリーのタルトとアップルティーを頼み、流石に空で居座るのは気が引けたので(昔はやってたけど)バナナタルトも食べました。その間にバンジャマンコンスタンの『アドルフ』を読み終え、今の私にはかなり辛い内容でした。愛が冷めても関係を続けようと必死になるアドルフとそれにすがるエレノール、どこかで見た構図で、かなりしんどく、途中でやめようかと思いましたが、もう一つ持ってきていた文庫がトルストイの『クロイツェルソナタ』だったのでそれもまあまあ辛そうなので同じ、ということで頑張って読みました。私的には若きウェルテルの悩み的な位置付けで読みました。

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何を聞いてもキスで答えられてみたいものです。

逆に何を聞いてもキスで返してみたいですね。

 

しかし読み進めるとクレーヴの奥方の方が近そうですね。

クンデラの研究本もある程度読み、下北の駅近くの三省堂書店クンデラの『冗談』があればちょっと見てみようと思い、駅の方に向かうと、張さんという文研の先輩と、そのお友達の木村さんという方が立っていました。私はびっくりして声をかけると、2人はもう1人を待って3人で遊ぶそうです。ちなみにもう1人は同い年のクマさんって私が呼んでいる方です。わたしは、いいなーと言ったら、美容院の時間まで遊ぼうよ!と言ってくれたので下北の三省堂書店と古本屋に一緒に行きました。30分ほどしか3人とはいられなかったのですが、久しぶりでしたし、彼らと話すのはとても楽しいので、濃密で素敵な時間でした。文研の人と本屋に行くのはとても楽しいです。塩野七生とかの話もしました。

 

その後髪を染め、暗くし、帰路の電車で今これを書いています。一冊本も読んだし、充実した日でした。